未来戦略デザイン塾:特別講座2020
~自ら未来を創り出せる力を身に着けよう!~
主催:青山学院Hicon
後援: 学校法人青山学院, 株式会社オンザマーク, Onemore, PTCジャパン株式会社
特別ゲスト:ブラザー工業 会長 小池利和 氏
いま、未来思考を起点とした新規事業構想づくりができる人材が求められています。AIやIoTに代表されるデジタル技術によって、ヒト・モノ・システムが瞬時につながる価値に期待が高まっています。すなわち、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、既成概念にとらわれない新しいビジネスをプロデュースできる人材開発が急務です。しかし、現状を否定しながら新しいビジネスを構想するのは、そう簡単なことではありません。もし社長から「30年後のヒット商品を考えよ」と言われたら、いったい自分は何から始めたらいいのでしょうか。一人で悩んでも堂々巡りです。この度、青山学院Hiconは、そんな悩めるビジネスパーソンに向けて、未来思考のきっかけを提供する「未来戦略デザイン塾:特別講座2020」を開催いたします。
どなたでも参加可能です。奮ってご参加ください!
トップメッセージ
青山学院Hicon は、青山学院と大学教員らが共同出資したコンサルティング企業です。
この度、「未来戦略デザイン塾」をスタートさせました。企業に勤務している社会人、現役の学生、大学教員らで構成する未来志向なメンバーによって繰り返された実証活動を通じて、そのひたむきな探求心と努力の結晶として完成させた未来人材の開発支援プログラムです。グループワークを中心としたアクティブラーニングと、参加者同士がお互いの強みの資質を共有しながら自発的に学び合うPBL(Project-based Learning)を融合した新たな取り組みです。今回は「未来戦略デザイン塾:特別講座2020」と銘打って、ブラザー工業株式会社 代表取締役会長の小池利和氏を特別ゲストに迎え、経験豊富な当塾専属ファシリテータらによる代表的な基本講座を体感していただきます。ぜひこの機会に、自らで未来を創り出せる力を身に着けてみませんか!
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
青山学院Hicon株式会社 代表取締役
青山学院大学 経営学部 教授
工学博士 玉木欽也
プログラム
13:00~14:30 特別記念講演 |
変革に挑戦し続ける100年企業
特別ゲスト 小池 利和 氏 ~後半の30分はQ&Aセッションとし、会場の皆様の質問に丁寧にお答えいたします~ |
【プロフィール】 1955年生まれ、愛知県出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、79年ブラザー工業に入社。入社3年目から23年間アメリカに駐在し、プリンター事業の拡大に貢献。2000年 米国法人の取締役社長に就任。05年に帰国し、07年プラザー工業の代表取締役社長。18年代表取締役会長。 |
14:30~15:00 連携講演 |
産学官金連携によるスマート地方創生SDGs 工学博士玉木 欽也 |
【プロフィール】 1957年生まれ、北海道出身。青山学院大学経営学部教授 工学博士(早稲田大学)。専門分野:事業創造戦略、顧客創造戦略、グローバル製品サービス戦略、地方創生。主な著書:『未来戦略デザイン・ビジネスプロデューサ』博進堂(2019)、『観光立国に向けた産学官連携事業の総合演出家 地方創生プロデューサー』、博進堂(2017)。 |
15:15~15:35 オリエンテーション |
未来戦略デザイン塾:ねらいと進め方の特長
~自ら未来を創り出せる力を身に着けるために~ 後藤 智 |
「未来戦略デザイン塾」ではグループディスカッションを重ねながら、半年から1年をかけて「未来レポート」をまとめ上げることをゴールとしています。また、受講期間中、約10種類の未来志向型の基礎講座を提供し、未来レポートの構想力を高めるための手法も学ぶことができます。もし、受講者らが製造企業の未来のものづくりに関心があれば、例えば「30年後のファクトリーがどうなっているか、その未来を構想してください」という未来レポートを完成させます。「未来レポート」とは、必ずしも報告書のような文書レポートとは限りません、得られた成果を寸劇や動画で表現しても構いません。ITツールを駆使し、投資効果、あるべき姿など、繰り返しの議論をチーム内で継続しながら取り組みます。最先端アプリの体験会や工場見学といったフィールドワークも提供されます。受講者は多面的かつ実践的に、自ら未来を創り出せる力を身に着けることを目指します。 |
後藤 智
【プロフィール】1963年生まれ、神奈川県出身。デジタルトランスフォーメーション(DX)に関するエグゼクティブアドバイザ。青山学院Hicon特任研究員。早稲田大学IPS・北九州コンソーシアム 理事。PTCジャパン株式会社 ディレクター フェロー。1級土木施工管理技士。オーストラリア・ボンド大学大学院ビジネススクールにてMBA取得。2016年、日本経営工学会より「IoT時代のPLMシステムに求める技術要件とそのビジネス価値に関する考察と提言」で、経営システム賞を受賞。
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15:35~16:15 チームビルディング |
受講者様が事前に提出するWebアンケート(強みの資質を測る自己診断テスト)の結果を参考に、体験講座(A/B)の前準備として、受講者の皆様をいくつかのチームに分けていきます。参加者全員が、ゲーム感覚のチームビルディングに取り組みながら、自分自身が持っている強みの資質を活かし、未来志向の発想力を養うための動機づけセッションです。
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16:15~18:15 体験講座 A(分科会) |
未来志向な生産管理とICTシステム 産業界の未来はどうなるのか。ビジネスはどのように変化していくのか。企業経営の発展を管理技術の視点で整理し、アクティブラーニングにより生産管理とICTの未来の姿を考えます 木内 正光 新井 慶知 |
木内 正光
【プロフィール】2003年玉川大学大学院工学研究科生産開発工学専攻博士課程後期修了。
博士(工学)。2004年城西大学経営学部助手、助教、准教授を経て、2019年より現職。専門分野は生産管理、品質管理、IE手法、QC手法。日本科学技術連盟「QCの考え方に基づくIE手法活用による工程改善実践セミナー」運営委員長兼講師、日本規格協会「生産管理セミナー」運営委員兼講師。主な著書は、「生産現場構築のための生産管理と品質管理」、単著、日本規格協会(2015)。主な論文は、「製品設計業務におけるデジタルエンジニアリングの適用に関する研究」、共著、日本設備管理学会(2019)。 |
新井 慶知
【プロフィール】ICTシステムソリューション企業にて、ERP等のエンタープライズシステムに関する業務システムコンサルタント。青山学院Hicon特任研究員。第4次産業革命やデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する産学連携テクニカルアドバイザー。未来戦略デザイン塾ではIT/OT論を担当。
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16:15~18:15 体験講座 B(分科会) |
個人の強みを活かした異文化プロマネ能力 個人の強みとリーダーシップのあり方を考えることをスタートに、近い将来、中心となるであろうプロジェクトベースの仕事の進め方における異文化の影響を考えます 永田 義昭 友松 恵子 |
永田 義昭
【プロフィール】プラントエンジニアリングの会社で、日本を初め、アフリカ、中近東、アジアの国々向けのプラント設計と施工、また、ソリューションビジネスにおけるシステム構築のコンセプト作り、提案、システムインテグレーション業務などに従事。海外の人々との仕事を通じて学んだリーダーシップや異文化コミュニケーション、プロジェクトマネジメントの経験を基に、今後の社会で役に立つ、グローバルに考えるきっかけを与えることに努力している。大学では「リーダーシップ」、「意思決定」、「コミュニケーション」「プロジェクトマネジメント」のテーマで、講義を行っている。座右の銘は「人事を尽くして、天命を待つ。」 MBA取得。
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友松 恵子 【プロフィール】IT関連エンジニアリング会社にて、社会システムシミュレーション、および製造業向けシステムのエンジニアリングコンサルティング・人事・経営企画職を経て、マーケティング・営業組織にて新規事業開拓に従事。GALLUP社認定ストレングスコーチ、国際コーチ連盟認定 Associate Certified Coach、元・ICF認定コーチトレーニングコース トレーナ、ストレングスファインダー® TOP5:活発性・指令性・自己確信・最上志向・着想。
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18:30~19:30 懇親会 |
受講者同士の交流機会として、懇親会をご用意しています。奮ってご参加ください。 |
開催要項
名称 | 『未来戦略デザイン塾:特別講座2020』 |
日時 | 2020年2月17日(月)13:00~19:30 (受付開始:12:30~) |
会場 |
島根イン青山 https://www.shimane-inn.com/ 東京メトロ:銀座線、半蔵門線、千代田線『表参道駅』より徒歩15分 JR山手線:渋谷駅 東口より徒歩15分 |
主催 | 青山学院ヒューマン・イノベーション・コンサルティング株式会社(青山学院Hicon) |
後援 | 学校法人 青山学院、株式会社オンザマーク、Onemore(ワンモア)、PTCジャパン株式会社 |
定員 | 30名 ※先着順 |
受講料 | ① 講座受講料 一般:15,000円(税込)、先着20名様は早割価格: 13,000円(税込) 学生:3,000円(税込)、社会人学生も学生価格で受講可能 ※含:Web自己診断テスト料、テキスト代、参考図書 ② 懇親会会費: |
支払方法 | 主催者の請求書発行後に指定銀行口座へ振込、 または、インターネットのオンライン決済(PayPal) |
申込締切 | 2020年2月10日(月)まで. ※ただし、定員になり次第締め切らせていただきます。 |
備考 | ・体験講座AまたはBは、どちらかの希望者数が著しく少ない場合は、人数バランスを調整させていただくことで、ご希望に添えない場合があります。 ・本講座の受講に際し、受講者様全員に事前のアンケート(自己診断テスト)をお願いしています。診断結果は、講座当日のチーム編成の参考とさせていただきます。 |
お申込み
下記のバナーよりお申込みください(外部サイトに移動します)。
青山学院Hiconについて
青山学院ヒューマン・イノベーション・コンサルティング株式会社(青山学院Hicon)は、青山学院と大学教員6名とによる共同出資により、2008年12月12日に設立し、現在、主に学外向けとして5事業部門により事業を推進しております。現在までに多くの国家プロジェクト事業(文部科学省、経済産業省、JICAなど)や、地方自治体事業、産学共同研究、国内外の他大学との積極的な大学連携を推進してきました。それらの実績や成果そして蓄積してきたノウハウを踏まえて、5年・10年先の未来を俯瞰した国際・社会・地域・企業・人間に関する『国際社会や経営革新などの未来志向リーダーの人材開発』と、創業あるいは事業発展の際に主幹業務となる『事業創造・顧客創造・組織創造を支援するコンサルティング』を推進することによって社会に貢献することを目指しています。
SDGs(持続可能な開発目標)とは?
持続可能な開発目標(SDGs:エスディージーズ)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html