37Next Retail Lab

速報レポート

CESNRFから読み解くポストコロナの消費者像」

 

今回参加させていただいたのは、

オイシックス・ラ・大地株式会社 執行役員COCO及び株式会社顧客時間 共同CEO取締役奥谷 孝司様

株式会社顧客時間チーフプランナー 風間 公太様

株式会社デジタルシフト エグゼクティブスペシャリストパートナー及び株式会社顧客時間 プロジェクトマネージャー 伴 大二郎様

株式会社インプレス ネットショップ担当者フォーラム編集部 コンテンツプロデューサー 公文 紫都様

以上4名の講演である。

CESNRF

CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)は、アメリカ合衆国ネヴァダ州ラスヴェガスで毎年1月に開催される電子機器の業界向け見本市である。毎年の初めに開催されるため、その年の動向を占うイベントである。

NRFNRF Retail’s Big Show)は、世界最大級の小売業界のカンファレンスであり小売のバリューチェーンに関わる様々な業界人が集まり講演を行うイベントである。

 

【ユーザーニーズの違いを知る ~BOPISCurbside Pickup~】

BOPISECで購入した商品を店舗で受け取ることができる仕組み。

Curbside Pickup:事前に電話やネットで注文した商品を取りに行く際、駐車場などの指定の場所までスタッフが持ってきてくれる仕組み。

上記の二つの成功は現在のコロナ禍における「リアル店舗には行きたいがとどまりたくはない」という消費者の心理が大きく関係している。

Costcoはコロナ禍において非常に業績を上げており、NRFのランキングにおいては1位となっている。オンラインが前年比50%アップ。Costco会員は増えず会員の満足度が上がり、消費が増えたことによる。

Walmart1万円ほどの年会費を払うと会員価格での購買、送料無料、ガソリン割引などの特典が受けられる。「サービスにお金を払う」という文化が発達しているアメリカならではのものだとも考えるが、日本においてもサービスという面での差別化に繋がるであろう。

そうした2社の会員のアプリケーション化や有料会員化は「顧客との接点を増やす」という目的において大きく寄与し、成功しているといえよう。

 

D2C ハイブリッド戦略 Marketing with Purpose

企業はセールスだけではなく目的意識をもってサステイナブルを推し進めるべきである。消費者の80%はブランドに対し社会的問題を解決すべきと考え、ミレニアル世代とZ世代の60%は製品そのものよりブランドの果たす社会的役割で購買を判断し、消費者の92%は企業の社会的/環境活動に対し関心を持ち」ポジティブな印象を持っている。

上記からわかることとして、企業の社会的/環境活動は当然なものとなっており、それ単体ではあまり購買活動において差別化が図れないのが現状である。

ナイキはパーパスドリブンの分野では多数のアプリケーションを展開しており、抽選販売で売り切ることが出来なくてもシェアの拡大、コモデティにおいて勝つことが出来る企業である。

消費者はコロナ禍でどんな接点を持つかということを考えている。マイクロソフトの講演でも「信頼」「公平性」「社会意義」ということを軸に置きパーパスドリブンの考え方を推し進めている。

 

【消費者は“癒し”を求めている Digital Health Retail + Entertainment

SaaS Plus a Boxとは、ハードウェアの販売とそのハードウェアを利用するサービスに対して継続課金をするという、両方のモデルを兼ね備えたビジネスのことである。

その中でPELOTONはバイクマシンを使用し、リアルタイム・もしくは結果の集計により継続を促している。

多くの顧客を相手にし、インストラクターへと投資をすることでインストラクターと顧客間において接点を持たせることに成功した。

このことから伺えるのは購買からその製品の終わりまでどれほど顧客のとの接点を持つかに大きく左右されるということである。

総じて新たな技術を投入するためには徐々に、顧客に易しく、情報管理の面で信頼でき、ユーザー間での会話、そして顧客への価値提供がカギになっている。

 

新型コロナウイルスによって変わってしまった消費者の生活様式は今後すぐに戻ることは無いだろう。しかしその中でも「消費者との接点」という変わらないものを様々なアプローチで勝ち取っていくことが大切であるとひしひしと感じた。

講演参加に至って、講演者の奥谷様、運営関係者の各様に心から感謝申し上げ、報告レポートとする。

詳細:https://www.aogaku-hicon.jp/digital-marketing/2021/post-4359/

“新しい時代の経営”を伴走します|青山学院Hicon

いま、時代が大きく変わる潮目にあります。
マスからネットへとメディアの主役が変わり、情報の流れが変わりました。AIやロボットは進化を続け、言語の壁や距離の遠さを越えてコミュニケーションができるようになりました。商品やサービスの企画、市場の設定、プロモーション戦略、何もかもがかつての経営論では太刀打ちできません。

この時代の経営者は、「グローバルな視点」と「文化」を軸にした戦略が必要と言えるでしょう。よろしければ私達と一緒に始めてみませんか。

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